運動会の準備体操は何をすればいい?ラジオ体操?小学校等でおすすめの体操とは?
運動会では、競技や演技の前に準備体操を行うのが一般的です。
では、運動会の準備体操には、どのような運動を取り入れればよいのでしょうか。
ラジオ体操?ストレッチ?オリジナル体操?
実は、運動会の準備体操には一つの決まった方法があるわけではありません。
軽いジョギングや行進でも、準備体操としては有用です。
この記事では、運動会の準備体操にはどのようなものがあるのか、小学校などで取り入れる場合のポイント等について解説します。
そして、準備体操といえばラジオ体操をイメージされる方も多いと思いますので、ラジオ体操は最適なのかということも触れます。
運動会に準備体操はなぜ必要?

運動会では、徒競走、リレー、玉入れ、綱引き、ダンスなど、普段以上に体を動かす場面があります。
特に子どもたちは、運動会という特別な日の雰囲気から気持ちが高まり、普段よりも勢いよく走ったり、競技に夢中になったりすることもあります。
そのため、本格的に体を動かす前に、準備体操を行い、徐々に体を動かしていくことが大切です。
準備体操には、いきなり激しい運動を始めるのではなく、体を運動へ向けて整えていく役割があります。
また、運動会では走る、跳ぶ、投げる、しゃがむなど、さまざまな動作を行いますので、準備体操ではできるだけ全身を動かせる内容にすることが重要です。
運動会の準備体操にはどんなものがある?

運動会の準備体操というと、すぐに「ラジオ体操」を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、ラジオ体操だけが準備体操ではありません。
以下のように、様々な選択肢がありますので、紹介していきます。
- 軽いジョギングや行進
- シンプルな動的ストレッチ
- オリジナル体操
- ラジオ体操
軽いジョギングや行進

比較的取り入れやすいのが、軽いジョギングや行進です。
その場で歩いたり、軽く走ったりすることで、徐々に体を動かしていきます。
運動会の会場が広ければ、グラウンドをゆっくり走る方法もありますが、準備体操の段階から長時間走ってしまうと、競技前に疲れてしまいます。
あくまでも「体を運動モードに切り替える」という位置づけで、無理のない範囲で行うことが大切です。
ただ、運動会という大きなイベントで、ジョギングなどを準備体操として行うということは、あまりありません。
シンプルな動的ストレッチ

運動前の準備運動としては、体を動かしながら筋肉や関節を動かしていく、「動的ストレッチ」も選択肢になります。
※後述する体操も動的ストレッチの一種ですが、ここでは、号令だけで行うシンプルな動的ストレッチを指します。
動的ストレッチの例としては、腕を大きく振る、脚を前後に動かす、股関節を動かすなど、動きを伴ったストレッチを挙げることができます。
一方、反動を使わず筋肉をじっくり伸ばす静的ストレッチを長時間行うことについては、パフォーマンス低下などの悪影響を及ぼす可能性があるので、運動会前の準備体操ではおすすめできません(整理体操で行ってください)。
音楽に合わせたオリジナル体操

音楽に合わせたオリジナル体操を、準備体操として取り入れる方法もあります。
特に、小学校の運動会では、オリジナル体操を行うと、児童は喜んで行ってくれるかもしれません。
例えば、学校で親しまれている曲や小学校のテーマに合わせた音楽などを使って、オリジナルの体操を作るということもできるでしょう。
これは、学校ならではの特色を出せるという大きなメリットがあります。
「この曲が流れたら運動会が始まる」というように、子どもたちにとって思い出に残る準備体操になる可能性もあります。
また、先生や子どもたちが考えたオリジナルの動きを取り入れることで、準備体操そのものを楽しめるものにすることもできます。
ラジオ体操

そして、もう一つの選択肢がラジオ体操です。
ラジオ体操は長年にわたって学校や地域などで親しまれてきた体操です。
運動会の準備体操として、ラジオ体操を行うことは定番となっている学校や地域も多いです。
この後、ラジオ体操は準備体操として最適なのか、詳しく述べていきます。
ラジオ体操は準備体操として最適なのか

ラジオ体操を準備体操として行うということは、最適な選択肢なのでしょうか。
結論から申しますと、「Yes, 最適な選択肢である」と回答できます。
ラジオ体操は、準備体操として、おすすめです。
その理由は、次の通りです。
- 短時間で全身を動かせる
- 動きが決まっている
- 音楽があるので全員で動きやすい
詳しく見ていきます。
短時間で全身を動かせる
ラジオ体操の大きな特徴の一つが、全身を動かせるということです。
運動会では、走るための脚だけでなく、腕を振ったり、体を支えたり、姿勢を保ったりするなど、全身を使います。
そのため、準備体操も特定の部位だけではなく、全身を動かせるものが適しています。
ラジオ体操では、全身にあるほぼすべての随意筋・約400個を、短時間で刺激することができます。
約3分間、全体を通して行うことで、全身を効率よく動かすことができます。
動きが決まっている
オリジナル体操の場合、学校ごとに動きを考えたり、子どもたちに覚えてもらったりする必要があります。
もちろん、それ自体が学校独自の魅力になりますが、煩わしいというデメリットもあります。
一方、ラジオ体操は、多くの人がすでに知っているという強みがあります。
小学生はもちろんですが、その保護者や地域住民など、幅広い世代が参加しやすくなります。
音楽があるので全員で動きやすい
運動会の準備体操では、「全員が同じタイミングで動ける」ということも重要です。
ラジオ体操にはおなじみの音楽と号令があります。
そのため、指導者などが、運動の動作を説明しなくても、音楽・号令に合わせて動きを進めやすいというメリットがあります。
ラジオ体操は、大人数で行う運動会との相性は非常に良いといえます。
ラジねえ。は運動会でラジオ体操の指導も行っています

運動会の準備体操にラジオ体操を取り入れるなら、ただ音楽を流して全員で動くだけでなく、「みんなで一緒に体を動かす時間」そのものを大切にしてみてはいかがでしょうか。
筆者の「ラジねえ。」は、運動会などのイベントでラジオ体操の指導を行っています。
ラジオ体操の魅力は、老若男女問わず、誰もが一緒に取り組めることです。
同じ音楽に合わせて、同じ動きをする。
普段はそれぞれの立場で活動している人たちが、ラジオ体操を通して一つの動きを共有することで、会場に一体感が生まれます。
これは、運動会という「みんなで一つの行事をつくり上げる日」とも相性が良いのではないでしょうか。
また、指導者が前に立って動きを分かりやすく伝えることで、「ただ体操をする」だけではなく、参加者が楽しみながら正しく体を動かせる時間にすることもできます。
運動会の準備体操をはじめ、みんなで楽しめるラジオ体操をお考えの方は、ぜひご相談ください。
運動会の準備体操で大切なのは「全員が無理なく動けること」

最後に、準備体操を選ぶ際に、最も大切にしたいポイントが「全員が無理なく参加できるか」ということです。
運動能力には個人差があります。
同じ学年でも、普段から運動している子どもと運動習慣があまりない子どもでは体の動かしやすさが異なります。
そのため、準備体操では「大きく動かなければならない」「誰よりも高く跳ばなければならない」といった競争性を持たせる必要はありません。
準備体操は競技ではないのです。
そうした意味においても、ラジオ体操は最適な選択肢ですが、他の体操を取り入れる際は注意するようにしましょう。
運動会だからこそ「みんなで体を動かす」準備体操を

運動会の準備体操は、単に競技前に体を動かすだけの時間ではありません。
会場にいる人たちが一緒に体を動かす時間でもあります。
そう考えると、準備体操には「全員が参加しやすい」という視点も重要です。
学校独自のオリジナル体操なら、学校らしさを出すことができます。
ラジオ体操なら、多くの人が知っている動きを使って、全員で一緒に取り組むことができます。
できるだけ多くの子どもたちが楽しみながら体を動かせる準備体操を取り入れることが、運動会を安全に、そして気持ちよくスタートするための第一歩になります。
「ラジねえ。」は、健康をテーマにした運動指導・講演会・セミナー、イベント出演等を行っています。
<取得資格>
・全米ヨガアライアンスRYT200
・1級ラジオ体操指導士
・国際ボディメンテナンス協会パーソナルストレッチトレーナー
・スポーツリズムトレーニング協会認定アカデミーコーチ
・基礎心理カウンセラー
大阪府門真市・大阪府寝屋川市を拠点に活動しており、その他エリアも出張可能です!
ラジオ体操やみんなの体操、ヨガ、運動講習会、メンタルヘルス講演会、健康イベントを取り入れたいなど、興味がある方・企業団体様は気軽に「ラジねえ。」まで♪
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投稿者プロフィール

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ラジオ体操・スポーツインストラクター
一般社団法人ラジーン代表理事
企業、自治体、スポーツ競技団体等年間100団体以上と協業し、健康に関する講習会や講演会を各地で実施。TVラジオなどのメディアにも出演し、ラジオ体操を通じて健康・スポーツの普及推進活動を行っています。
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