ラジオ体操を通じたコミュニティ・社会的効果〜大阪関西万博・日本から世界へ〜
ラジオ体操は、日本で約100年続いている日本の伝統文化であり、たったの3分で全身にある約200の骨、約400の筋肉を満遍なく動かすことができる究極の全身運動です。
ラジオ体操は身体的にも高い効果が実証されていますが、
それだけでなく、心理的・社会的にもプラスに働く素晴らしい体操なんです。
本記事では、そんなラジオ体操の社会的効果についてご紹介させていただきます。

【ラジオ体操を続けると、若がえる!?姿勢改善、身長アップ、こり改善!?身体的メリットとは
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現状の課題

現在、日本では孤立や孤独に関する課題が多く存在します。
日本の子供、若者の精神的幸福度は、世界ワースト2位、、、
先進国の中でも自殺が多い国となっており、自殺率は先進国の中でも1位、、、
また、デジタル化オンライン化が進む中で、外で遊ぶ子供達や運動する子供が減少しています。
上記の環境などもあり、友達や仲間とのコミュニケーション機会減少、集団行動の意識も薄れてきています。
そんな中、最適なコミュニケーションツールとして話題となっているのが【ラジオ体操】!
子供から大人までみんなが知っててみんなでできる、あの音楽がなれば日本国民全員が同じ動きができて一体となれるラジオ体操。
年齢、国籍、性別、障害の有無関係なく、誰もができるラジオ体操こそが、こうした課題を解決する手段になるのではないかと思います。
そんなラジオ体操の持つ意外な力、社会的にもプラスの影響を与えてくれるラジオ体操の魅力についてご紹介していきます。
ラジオ体操でできた運動習慣とコミュニティ

1人から35,000人の仲間へ
私は、ラジオ体操を通じた運動や健康の普及推進活動を行なっています。
コロナ禍をきっかけに始めた時は、1人で活動していた私。
そんな私が今では、年間100団体以上約35,000人の仲間とラジオ体操を実施しています。
これだけの仲間と友達ができたのは、ラジオ体操のおかげです。
ラジオ体操会と運動教室の比較調査結果
ラジオ体操会と市の運動教室に通っている方を対象にした比較研究があります。
※参考記事(全国ラジオ体操連盟HPより)
正直「ラジオ体操」って意味あるの?専門家にラジオ体操の効果を聞く
朝に集まって一緒に「ラジオ体操をする活動を続けているグループ」と、
市や自治体が健康促進目的で開催する「運動教室に参加しているグループ」
の2つの間で、社会的なつながりや友人関係の増加、健康意識や身体的な変化について比較がおこなわれました。
その結果、下記です。
「ラジオ体操をする活動を続けているグループ」のほうが、
1年後の友達の数が増えており、友人関係や地域でのつながりが大幅に増加したことが確認されました。一緒に同じ時間を共有することで、自然と会話が生まれたり、日常的な顔なじみが増えたりするからです。
運動教室の参加者も一定のつながりは得られたものの、ラジオ体操会ほど長期的で深い関係性にはつながりにくいという結果となったようです。
ラジオ体操は、みんなができる運動なので個人差もでにくく、毎朝顔を合わせることで自然と会話が生まれますが、
教室型の活動では、うまくできるできないの差がでてしまったり、教室の雰囲気に合わない方がグループから離れてしまったりするケースが多く、つながりの強化には結びつきにくい結果となったことが考えられます。
また、ラジオ体操は組織的な硬い縛りも無く、緩やかに繋がれるのも継続や仲間づくりのメリットといえるかもしれません。
ラジオ体操が続けられる理由
ラジオ体操が約100年も続けられている理由
ラジオ体操が、他の運動と比較してもこれだけ長く継続されている理由として下記のような理由が挙げられます。
いつでもどこでもだれでもできる
知らない人がいないほど認知度が高い
運動の負荷が低いので運動が苦手な人も始めやすい
なじみのある体操なのでいちから覚えなくていい
1人でなく、誰かと一緒に始めやすい
道具やお金がいらない
約3分という短い時間で全身の筋肉、関節、骨全てを満遍なく動かすことができて効率がいい
上記のように、簡単で手っ取り早く始めやすい、続けやすい体操なんです。
メンタルヘルスへの影響
ラジオ体操は身体的なメリットだけで無く、メンタルにもプラスに働くことがわかっています。
ラジオ体操は音楽に合わせたリズム運動です。
一定のテンポで身体を動かすことで、脳のセロトニン分泌を促す効果があるといわれています。
このセロトニンが増えることで、ストレスが軽減され、心が落ち着くという効果が期待できます。
また、ラジオ体操は動きがシンプルで、運動が苦手な人もすぐにできる体操です。
運動の不得手関係なく、「できた!」という達成感を感じやすく、自己効力感が高まります。
特に子供にとっても、体の基礎づくりと共に、自分はできる!という自信になり、
運動意欲や集団行動の意識向上などにも繋がるので、メンタルヘルスにおいて非常に重要なものとなります。
そしてラジオ体操イベントやラジオ体操会に参加すると、会社や地域の人と交流することで、孤独感も軽減されます。
とくに高齢者の場合、地域でのつながりがストレスの軽減やうつ症状の予防につながるといわれているんです。
また、朝に屋外で太陽の光を浴びることでセロトニンという幸福ホルモンの分泌、骨の強化に繋がるビタミンDの生成も促されます。
ラジオ体操を通じた国際交流プロジェクト

これまでは、日本国内での活動をご紹介してきましたが、日本の伝統文化を世界に発信する活動もご紹介させていただきます。
「日本万国博覧会記念基金事業」として、ブラジルとペルーで、
ラジオ体操・スポーツを通じた国際交流を実施いたしました。
当プロジェクトは、1970年の大阪万博会のテーマ「人類の進歩と調和」に込められた未来社会に向かって調和のある進歩を目指して、「日本万国博覧会記念基金事業」として実施いたしました。
現地では、ブラジルとペルーの多数日系人コミュニティを訪問し、
11カ国約2万人の皆さんと下記のようなラジオ体操を通じた国際交流イベントを実施しました。
◾️インダイアツーバでのラジオ体操&野球イベント(協力:ACENBI、ブラジルラジオ体操連盟)&日本とオンラインで繋いで実施(日本「ブラジルフェス「TSUNAGU」)(協力:e-Spark)
◾️リベルダージラジオ体操会とブラジルラジオ体操連盟へのラジオ体操指導と交流(協力:ブラジルラジオ体操連盟)
◾️ペルー味の素での朝礼ラジオ体操(協力:ペルー味の素)
◾️日経国際スポーツ親善大会参加&開会式でのラジオ体操(協力:AELU)
言葉の壁はあっても、ラジオ体操を通じて海外の方が1つになれる。
そんな空間を体感できた非常に貴重な経験となりました。
物理的な距離は遠いけれど、現地の方々は日本が大好きで心理的な距離は近く、温かくて優しい愛溢れる方ばかりでした。
ラジオ体操を通じて、世界の繋がりを感じられる貴重な機会となりました。
⭐️本プロジェクトの詳細記事はこちら↓
ブラジルペルーでのラジオ体操プロジェクト
ラジオ体操参加者の声
ラジオ体操を始めてから、心理的・組織的に変化を感じた方の声を集めました。
◾️ラジオ体操に出会って、生きる世界が変わりました
◾️ずっと腰が動かないことがコンプレックスでしたが、ラジオ体操で治ったので自信が持てて本当に嬉しい
◾️ラジオ体操を始めてから、これまでチャレンジできなかったことに80歳になってやっと挑戦できました!
◾️ラジオ体操に参加してから話す人や仲間が増えて、体操以外でも幸せを感じています
◾️会社のメンバーで集まり機会が減っていたのですが、ラジオ体操を通じて交流ができてとても良かったです
◾️ラジオ体操で仲間がたくさん増えました
◾️身体に良いだけでなく、心の健康にも効果的だということを身をもって実感。夢に手が届くすごい体操です
◾️朝のラジオ体操で1日の生活リズムを作ることが出来る。地域の方とのコミニケーションを取ることが出来ています
◾️皆が知っているという気軽感がとてもいいです
大阪関西万博〜世界のみんなとラジオ体操〜

誰もが繋がることができるラジオ体操を世界に発信するため、
2025年4月に開幕する大阪・関西万博のステージで日本の和文化とラジオ体操をテーマにしたプロジェクトを実施します。
2025年4月21日(月)
大阪・関西万博の会場内 EXPOアリーナ 「Matsuri」にお越しいただけますと幸いです。
詳細はこちら↓
大阪関西万博ステージイベント
私は、体操やヨガ・ストレッチなどの運動指導やセミナー講師・イベント出演などを行っています。
<取得資格>
・全米ヨガアライアンスRYT200
・1級ラジオ体操指導士
・国際ボディメンテナンス協会パーソナルストレッチトレーナー
・スポーツリズムトレーニング協会認定アカデミーコーチ
・基礎心理カウンセラー
大阪府門真市・大阪府寝屋川市を拠点に活動しており、その他エリアも出張可能です!
ラジオ体操やストレッチ・運動講習会、メンタルヘルス講演会、イベントを取り入れたいなど、興味がある方・企業団体様は気軽に「ラジねえ。」まで↓
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