体操イベントの重要性と取り入れるメリット〜企業健康経営〜
体操イベントや運動イベントが、今様々なところで取り入れられています。特にこのコロナ禍で、テレワークや在宅勤務、自粛時間が増えることで、企業の従業員の運動不足が深刻化しています。そんな中、企業が運動や体操を通じて従業員の健康をサポートする動きが進んでおり、働き方が見直されています。ここでは、体操イベント、運動イベントを企業が取り入れるメリットや効果ついてご紹介します。
体操イベントと健康経営
そもそも今企業で注目されている、健康経営とは何なのか。
「健康経営」とは、「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え戦略的に実践することとされています。
その意味や効果としては、企業で働く従業員の健康保持・増進に取り組むことにより、従業員の活力向上や仕事のパフォーマンス向上等の組織の活性化をもたらすこと。それが結果的に業績向上・企業のイメージアップに繋がることが期待されます。
現在、あらゆる企業で健康経営が導入されているのをご存じでしょうか。
コロナ禍で従業員の働き方・業務スタイルが変わり、運動不足やコミュニケーション不足が現代社会でも大きな課題となっています。
今回紹介する体操イベント型の健康経営は企業と社員が一体となって参加することで、社員の健康と関係性の向上を図れます。
この記事では、健康経営に関連する体操イベントの事例をご紹介いたします。
体操イベントのメリット
企業が体操イベント(健康経営イベント)を行うメリットについてお伝えします。
■健康増進、運動不足解消
働く人々は仕事の忙しさから運動時間が取れず、疲労がたまり、その結果、さらに運動を遠ざけてしまう。こんな負のスパイラルに陥ってしまっている人も少なくないでしょう。
「運動不足を感じるか?」という質問に対して、「感じる」と回答した割合は20〜50代が最も高く、20代で78.1%、30代で83.2%、40代で83.4%、50代で82.4%という結果があります。これらのことから分かるのは、「多くの人たちは運動を習慣化できておらず、運動不足を自覚しながらも改善できていない」という状況です。そこで、体操や運動イベントを取り入れることで、日常的に動かしていない筋肉や骨を動かし、全身のこり改善・疲労回復へと導きます。また、このようなイベントをきっかけに日常的に運動を続けるスタートに繋げることができるでしょう。
■コミュニケーション機会の創出
コロナ禍で歓迎会・懇親会など飲み会ができなくなり、社内のコミュニケーションの場が減ってしまった方も多いのではないでしょうか。
社員間のコミュニケーションが減り、閉塞的な職場環境下で新しいアイディアを生み出すことを課題に感じている企業も多いようです。
今回紹介するイベント型健康経営活動は、社員の健康改善だけではなく、社員同士が共に何かを取り組むことで、従業員間のコミュニケーションが活発的になり、より絆を深める機会になるでしょう。
■仕事の生産性向上(パフォーマンス向上)に繋がる
体操や運動を通じて身体を動かすことで、身体的健康だけでなく脳の活性にも繋がり、仕事への意欲や効率性、集中力アップにも直結します。従業員の心身の健康が、仕事のパフォーマンスを向上させることが明らかになっています。
一方で従業員の心身の健康状態が低い組織を見ると、従業員の集中力欠如やモチベーションの低下、欠勤率の上昇といった傾向がみられ、結果として生産性が落ちてしまっているケースが多く見受けられます。
健康経営を実践することによって、健康な従業員社員が増えれば、その分だけ生産性がアップし、企業としては業績向上につながることが期待できます。欠勤率や離職率の低下につながり、それが結果として労働生産性を向上させるのです。
■企業イメージの向上
社員の健康維持や推進への取り組みが認められると「健康経営優良法人」として顕彰されます。
2017年度から開始された経済産業省の「健康経営優良法人」は、健康経営を積極的に推進する企業を認定する制度です。
健康経営優良法人の認定を受けることができれば、健康経営を積極的に実践する企業として社会的な評価を受けることが期待できます。
その結果、金融機関から低金利での融資を受けることできたり、株主や取引先からの評価が高まれば、将来的な株価上昇も期待もでき、企業のブランド力の向上へとつながります。
人材確保の面からみると、これは社会的に「社員の健康維持を大切にしている企業である」と評価された証であり、企業としての良いイメージを与える。また、求職者から見ても「従業員の健康増進に力を入れている企業」という安心感があり、就職希望者の増加にもつながるといったメリットもあります。優秀な人材の確保という意味でも取り入れたいものです。
■離職率の低下
離職率の低下にも繋がります。従業員社員の体調管理だけでなく、健康な状態で働くための労働環境づくりとしても。
多くの従業員にとって働きやすい労働環境になれば、おのずと離職や休職をする社員も減少するでしょう。離職率の低下・従業員の定着は、企業にとって大きなメリットの1つです。
体操イベント、運動イベント何がおすすめ?
具体的におすすめの体操健康イベントをご紹介します。
○ストレッチ・ヨガイベント
ストレッチやヨガは、呼吸に意識を向けてゆっくり無理なく身体を動かすことで、自律神経が整い精神を安定させる効果が期待できます。よって、日常のストレスを解消し仕事の集中力向上へと繋がります。柔軟性の向上、代謝促進、ダイエット、美容などの効果も期待できます。社内でのイベントにすることで、男女両方が参加しやすくなります。
最近では、オンラインにてヨガ・ストレッチイベントを実施する企業も増えています。
○こり改善ラジオ体操イベント
若者から高齢の方まで、年代問わず一緒にできるラジオ体操。全社員で行える一体感が素晴らしいです。
肩こり改善体操・腰こり改善体操など、目的や悩みに合わせた動きを重点的に取り入れ、全身のこり改善・疲労回復へと導きます。
老若男女みんなでできる日本の文化だからこそ、社内外イベントや懇親会、社員研修などにおすすめです。
ラジオ体操は日常的な運動としても取り入れやすく、イベント後にも継続しやすい点も利点なので、運動のきっかけ作りにはちょうどよい体操です。
○ウォーキングイベント
運動強度が低いので、怪我のリスクが低く安全な「ウォーキング」。運動が苦手な人でも参加しやすいこともあり、企業の運動イベントには取り入れやすいものでしょう。ウォーキングには、ダイエット効果や丈夫な身体づくりといった効果に加え、生活習慣病を予防する効果、セロトニンという幸福ホルモン分泌によるストレス解消といったメンタル面でもプラスの効果が期待できます。
自社の従業員がどのような制度や取り組みであれば楽しみながら積極的に参加できるか等を検討し、日常的に取り組めるようなものから導入してもらうと良いでしょう。
このように体操運動イベントにはさまざまな方法があります。自社でもより多くの社員に参加してもらうためにも、楽しんで取り組めるような内容を考案し実践していきましょう。
まとめ
ここでは健康経営の1つの取り組みである体操イベントについて紹介しました。企業はこのようなイベントを通して、従業員の健康への意識を高めていくことが大切です。
健康経営は従業員社員だけでなく、企業側にとっても生産性や企業イメージの向上など、大きなメリットを生み出します。その取り組みの1つである運動は、社員の健康的な生活への意識付けにつながるものです。
今回紹介した体操運動イベントの内容を参考に、自社、自分たちに合った体操イベントを実践してみてはいかがでしょうか。
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